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感染症

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感染症

やはりこの時期は増加します。
一つはやはり極端に寒いこと。
寒いと体温をあげようと交感神経系が緊張します。
つまり基本的にアクセルオンの状態ですが、この状態を維持するためには蓄積しているエネルギーを使うことになります。
軽い緊急状態とでも言えば良いのでしょうが、緊急状態が長くは続かない、いつかは疲労してしまうことは何度か書きました。
免疫系も当然混乱しやすく、その結果として外敵の侵入を許しやすくなります。

もうひとつは乾燥。
感染症の主役と目されているウィルスは、湿気のあるとことではすんなり体内に侵入することができません。
ですからマスクなどで口を覆うと、そこにたまる湿気で一時的に足止めを喰らいます。
少量が侵入してくれば、それらが増殖する前に免疫系が手を打つことができます。

あと治良屋の目から見て重要なポイントが一つ。

横隔膜の緊張が強い、普段呼気よりも吸気のほうが優先されるような呼吸を繰り返しているタイプの人は、感染症の被害を受けやすいと感じています。
これも交感神経優先の状態が招くものですが、そのきっかけは体の機械的なバランスの面から見ると様々です。

一番多いのは仙腸関節という体重支持システムの要の部分の問題。
この部分が不安定なまま生活していると、体幹筋の緊張状態を通じて大腰筋のテンションに影響を与えます。
これが間接的に横隔膜の上げ下げを阻害する要因となります。
特に尻餅などでおしりを強打しますと、関節面の油圧を維持するのが難しくなります。

これが長期間放置されると上記のような吸気優先の呼吸が当たり前になり、免疫システムの応答性を損なう結果となります。

風邪をやたらと引くような状況が続く、そんな時は治良をして見ることをお勧めします。

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