越田治良院へようこそ あなたのココロとカラダをリセット

痛みについて4

FrontPage
戻る

痛みについて4

頭蓋底面、蝶形骨側頭骨後頭骨、そして前頭骨の一部で作られている脳の受け皿が触診に対して十分なしなやかさをもって反応しないとき、そのままでは痛みという感覚を除去できないパーセンテージが非常に高くなります。

痛みはもちろん中枢性あるいはその周辺の問題だけと捉えることはできませんが、少なからず関連性があると言うことはできます。

脳の底面には硬膜によって形作られる静脈洞の一つ、海綿静脈洞があります。
これは脳下垂体を囲むように位置しており、蝶形骨の構造にフィットしています。
下垂体周辺には痛覚の入り口となるエリアがあり、この海綿静脈洞に緊張がある(と思われる)ケースでは、かなりの確率で正体不明とされ易い痛みが生じます。
ここは痛覚の入り口であり、振り分け部署であり、そしてそれに伴う情動そして感情のもとになる反応の出発点の一つでもあります。

このときの痛みはきわめて強い感情の変動を伴うのが特徴で、怒りやいらいらと言った体力のない時には感じることさえおっくうなタイプの気分を味わうことが少なくありません。

脳の機能は複雑なので相当する部分の付近に硬膜の緊張があるからと言って即「原因は硬膜」というのは乱暴に過ぎるかも知れません。

ですがその緊張がとける(とわたしが判断した)頃に感情や痛みに変化が現れるのも、わたしの経験した限りでは間違いのないモノであると言えます。

痛みについて5

powered by Quick Homepage Maker 5.3
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL.

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional