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筋力検査 2

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筋力検査 2

筋力検査の稿で書いたように、カイロプラクティックとくにキネシオロジーと呼ばれる分野におけるそれは、筋肉の力そのものをみると言うよりは負荷をかけた時の応答性を比較するもので、整形外科的な評価とは自ずと異なるものになります。

神経系が命令を下すとき、筋肉は神経末端から出る化学物質を受け取って、自らを収縮させます。
安定的に命令を受け取れる状態だと、(私達の感覚の上では)連続的に収縮が起こっており、その緊張の途切れを捕まえることは通常不可能です。
しかし、負荷がかかることによりその命令が途切れがちになる(と思われる)現象が起きることがあります。
パン、パン、パンとリズムよく来ていた命令が、突如「パン、・・・・・・パ、パン」というようなおかしなタイミングを取り始めます。
筋力検査に慣れてくると、この「・・・・」のタイミング、つまり命令が途切れている時がわかるようになります。
わたしごときが筋力検査のメカニズムはこれだ!というつもりはありませんが、頭に納得させる説明としては妥当だなと考えています。

命令の途切れるときに引っ張られると抵抗が難しいのですが、これを称して「筋力がない」といいます。
これは言い換えるならこちらのかけた負荷に身体が対応できていないことを示しています。
私たちはこの僅かな差をチェックできるように訓練されています。

例えばあなたが今卵にアレルギーを持っているとしましょう。
生化学的な反応は勿論のこと、あなたの心身を動かしている”何か”も身体の挙動を乱す卵に対しては警戒信号を発します。

卵をもたせただけで身体はすぐに緊張を起こします。
この状態では各部各筋肉に十分に命令が行き渡らず、その結果命令の途切れが生じます。
つまりあなたの体や心は卵に対して「NO!」といい、意識は無意識の反応を初めて認識できます。
これが発展すると筋力検査をする前に「ん・・、何か変だな・・」という感覚が出てきます。
ただそれが何を意味するのかわからない場合も多いので筋力検査で確かめるのです。

身体=無意識とそれを統合するエリアはとても正直でものしりである、という前提に立った話ですが、それほどまでにものしりならもっと他のことも分かりそうだな、と思うのはわたしだけではないでしょう。
少しオカルティック(治良そのものがそういうところがありますが)ですが、全く可能性がないわけでもなさそうです。

ではこれを応用して貴方の未来を垣間見ることは可能なのでしょうか?

もちろん全部何でもわかる、というような図々しいことを言うつもりもありませんし、占い的な使い方ができるかどうかは不明です。
しかし前提条件、この場合「今日の食生活と運動量を続けているなら」というような、イメージのしやすい定数を設定できれば、この先のことをある程度予想できるように思えます。
あくまで「予想」なので、パラメータが変われば答えが変わることは言うまでもありません。

今度ちょっと実験してみます。

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