越田治良院へようこそ あなたのココロとカラダをリセット

偏頭痛

FrontPage

偏頭痛

「片頭痛」とも書きますが、表題は一般的、後者は医学用語として扱われます。

私は医師では無いのでここではなじみのある「偏頭痛」と表記してみます。

さてこの偏頭痛ですが、じつはとても多くの人間、とりわけ日本人はこの問題に悩まされることが多いそうです。

正確な統計をみたわけではありませんが、他国で暮らしている友人にきく限り、そう間違った情報とも思えないと言うのが実感としてあります。

ただし重度の血管障害や腫瘍などのいわゆる病理問題はこの稿から除外していますので念のため。

発痛の背景として現在考えられているのが

・血管拡張説
・三叉神経血管説

が有力であると言われています。

前者は以下のように説明されています。

セロトニンによって起きる血管収縮が過度に進行すると、ポジティブフィードバックによってセロトニンの排出が促進される。この結果脳血管は必要以上に拡張し、頭痛を引き起こすに十分な生化学適刺激が膜組織に伝達されることにより起きる。」

脳そのものには痛覚が無いため、血管の豊富なくも膜下腔でその現象は起きやすく、場合によってはきわめて強い痛みが出ることがある、となっています。

ただしこの説明だと、痛みが起こるメカニズムとしては血管内に増加した発痛物質の働きが必須で、手元にあるテキストにはこのあたりが記載されていません。

対して後者の三叉神経血管説は

「硬膜血管などに分布している三叉神経は、まれに血管周囲の軸索でインパルスを発生させる。これが神経の”両方向伝導性”という性質によって末梢方向へ流れるとき、末端血管では発痛物質あるいは炎症を促進させる生理活性物質が放出される。この影響によって血管透過性が強調され、一部は自律神経系にも影響を与える。結果、悪心や悪寒が起き、これによってさらに中枢神経系の反応が乱される。また、三叉神経というもっとも大きな頭部感覚神経の影響は、やはりもっとも鋭敏な眼球感覚、ひいては視覚によって左右されることが多く、光刺激が痛みを引き起こす、あるいは後頭葉に血液を集めるため、後頭部痛が激烈になりやすい説明となり得る。」

細かいメカニズムは勉強不足ではっきりしませんが、少なくとも前者よりは蓋然性のある説明であると、私には思えます。

さてこのメカニズムが主な原因であるとするなら、治良屋として私はどのように対処すべきなのでしょうか。

じつはうちが対処するケースがとても多く、いくつかの共通した問題があると思えるようになりました。
もちろん、血管周辺で発生するインパルスが何故起きるのかを突き止めることはできません。
推測すら難しいのが現実ですが、痛みに関しては対処がある程度確立しているのも事実です。

以下はあくまで体の状態であり、心理的な側面については考慮せずに書きます。

・総じて呼吸器系の問題が検出されやすく、胸郭の動きに制限が強い傾向
・膀胱>>仙骨神経叢>>脳幹神経核が問題であると筋力検査に反応しやすい

これらは「治良」に対して反応しやすく、かつ症状の緩和に役立つことが多いように見えます。

もちろんそんなに単純なものでは無い、という場合もありますが、少なくとも治良後も全く変わらないというケースはそれほど見かけません。

もう少し言うと、遠隔治良のほうがより反応がソリッドであると感じていますが、このあたりは単なる「感想」の域を出ません。

めまいと並んで深刻な問題に発展しやすいのが偏頭痛ですが、一度治良を試してみる価値はあると考えています。

powered by Quick Homepage Maker 5.3
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL.

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional