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神経系について5

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神経系について5

痛みは自由神経終末というセンサーがその主役になります。
ここで起きた電気はその先の神経系に送られることになります。

神経は繊維の太いモノほど伝導速度が速いという法則があります。
熱いものを触ったときにすぐに感じる痛みは一番太いAβという繊維が、その後のじりじりとうずくような痛みは細いCという繊維が関与していると言われています。

刺激はここではまだ中枢側への一方通行で伝えられます。

脊髄の手前に後根神経節というモノがあります。
とてもユニークな反応を示しますが、それは中枢へだけではなく、末梢にも刺激を逆流(?)させるからです。
これが刺激となって末梢では発痛物質や炎症誘導物質が放出され、痛みの増強に一役買うことになります。

ここに刺激が伝わると脊髄後根=感覚の中枢入り口に刺激が伝わります。

痛み刺激の場合、背骨の中を走る脊髄に伝えられるとすぐに伝導路を乗り換えて、痛みを感じたのとは反対側を上って脳に向かいます。

神経系について6

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