意識について4
意識について4
では意識に邪魔されない治良を達成するあるいはカラダのコントロールをするにはどのようにすべきなのでしょうか。
こちらが心身ともに完全な状態で接する?
もちろんそれは“アリ”です。
ただしきわめて達成が難しいと予想されますが。
少し強引で逆説的ですが「意識を無視する」というアプローチが現実的かつ有効であると私は考えます。
無視が表現としておかしいなら“人ごとのように自分の心の動きを観察する”と言っても間違いではなさそうです。
そうして「かくあるべし」という固定的なイメージから離れれば離れるほど、クライアントのカラダの要求が明確に“感じられる”ようになります。
もちろんこれが「意識」というものに対する完全な解答だとは思えませんが、現時点でわたしが到達可能な最先端の解答であると思っています。
毎日にように治良は変わり続けますが、アタマに生じるさざ波である意識からどれだけ離れられるのか。
やりがいのあるチャレンジだと思っています。