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小腸

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小腸について

口から入ったものはまず唾液と混ぜられ、食道を通って胃に入ります。
胃で強酸性の胃液と混ぜられ、水分やアルコール、糖分の一部が吸収されると、残りが十二指腸に運ばれます。
十二指腸では膵液と胆汁の働きで脂肪、タンパク質などが消化され、小腸に送られます。
十二指腸も小腸の一部であるとする考え方もありますが、ここでは十二指腸の先、大腸の手前を小腸と呼ぶことにします。

小腸は空腸と回腸に分けられていますが、その区分はあまり厳密ではありません。
中は絨毛と言って、血管が豊富な太い毛のような組織がびっしりあります。
これは吸収効率が高くなるよう、表面積を大きく取るためだと言われています。
小腸内に限らず体中には無数のバクテリアが存在してますが、小腸はこれを消化吸収に積極的に利用しています。

ここ小腸に至るまでに酵素やバクテリアの働きが不十分で、小さめの養分にまで分解されずに血管内に運ばれると、まれに過剰反応であるアレルギーを起こすことがあります。
アレルギーの原因はそれだけではありませんが、まったく無関係とも言えないと私は考えます。

腹部の唐突な痙攣、慢性的なにやにやするような腹痛、自分でもおかしいと思えるような神経質さ。
これらの症状が出たら、小腸に何らかの問題が生じていると考えてみる必要があります。

また構造上の問題(体重支持面の油圧低下によって引き起こされる不安定さ)が顕著に反映される臓器でもあり、併せてチェックをする必要があると私は教わりました。

消化吸収が終わると、残った部分は水分を吸収されるべく大腸に運ばれます。
小腸と大腸の境目にある流量調整弁を回盲弁と言い、カイロプラクティックでは重要なポイントと考える場合もあります。

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