越田治良院へようこそ あなたのココロとカラダをリセット

中性脂肪4

FrontPage
戻る

中性脂肪について4

参考までに申し上げると運動開始40分以降プラス80分、つまり運動を始めて2時間くらいまでに、使える糖や脂肪を使い果たし、そこから先はタンパク質を分解しながらしのぐと言われています。
いくら脂肪があっても、その代謝系が連続的働けるのがこのあたりまでで、それ以降はいったんお休みするらしいのです。
タンパク質の分解>エネルギー変換は手間も負担もかかりますから、フルマラソンにおいて最後の数kmは「骨身を削る」と言われのは、あながち大げさな表現ではなさそうなのです。

血液検査における正常値は諸説ありますが、日本の場合40~140くらいが推奨値。
あまりに高いと過剰な脂肪が乳びとなって血液を白濁させることもあります。
この正体はすごく低比重リポタンパク(VLDL)なのですが、中性脂肪の高い人はこれができやすい傾向にあります。
食後すぐはこうなりやすいので、必ずしも乳び=異常 ではありません。

脂肪もタンパク質と同じく、必要なものが必要なときに作られますが、その調整機構に異常をきたす、あるいは偏った状態になるのは、そう珍しいことではありません。

現代人特有の悩みである(と思われる)脂質代謝。
それを問題のないレベルに持って行けるのは、薬ではなくご自身の決意だけなのかも知れません。

powered by Quick Homepage Maker 5.3
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL.

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional