越田治良院へようこそ あなたのココロとカラダをリセット

タミフルについて

説明集

戻る

タミフルについて

8/29更新の
タミフル効かぬ新型インフルウイルス、通常型並み感染力に関連して、タミフルの説明を少し。

ウィルスは細胞内に侵入すると自分の持っている遺伝情報を細胞内の材料を使って複製し、増えてゆきます。
いわばある種の寄生生物とも言えるでしょう。
増えきると次の細胞へ移動するため、細胞を壊して出て行きますが、タミフルはこの「出て行く」ために必要な反応を阻害します(注1)。
だからすでに増えてしまっているウィルスに対してはその力を削ぐことはできません。
タミフルが発症後48時間以内に飲まないと効果がないというのはこれが理由です。

またウィルスは素早くそのタンパク質の構造を変えてくるので、タンパク質の形に合わせて作られた薬の効かない(耐性を持つ)タイプが出現します。

注1:ノイラミニダーゼという酵素を阻害。
この酵素は細胞外に出るために必要な糖タンパクの形成に関与する。

最初のページへ

powered by Quick Homepage Maker 5.3
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL.

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional