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こつばんきょうせい

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こつばんきょうせい

こつばんきょうせいをして下さい。
時々リクエストがあります。
必要に応じて行いますが必要がなければしませんよ。
そう答えるとすぐに電話は切られますが(笑)

ひらがなで書いたのはもちろん意味があります。
漢字で書いたものは商標登録が成されている可能性があり、書いちゃうとまあ色々とあるから・・・・です。

解剖学的に言うと骨盤は

・仙骨
・寛骨(腸骨/恥骨/坐骨からなる)
・腰椎5番
股関節

を含むユニットで、仙骨/寛骨/恥骨結合は原則不動関節となっています。
原則としたのは妊娠出産の時に若干緩んだり、出産後戻ったりするからで、それ以外は動かないことになっています、一応。

ではこの動かないはずの骨盤をどのようにアジャストメントするというのでしょうか。

臨床的と言いますか、実際に訓練した人間の手で触ってみるとほんの少しですが特に仙骨/寛骨の間でたわむのが分かります。
まあこれをあれこれする、と。

可動性を重視する考え方もあれば、ポジションが正しくあることが大事、という考え方もあります。
どれが正しいかはおそらく永遠に答えが出ないであろう議論になるので控えます。

ただいくつかのテクニック、カイロプラクティックなどは沢山のテクニックが存在します、を勉強してみて分かったのは

・最終的な目的は体をもっとも低エネルギー状態にすること

のようであると(個人的には)結論づけています。

念のために書くと目指すのは高エネルギーじゃないですよ。
高エネルギーって「落ち着かない」の別名ですから。

もっとも安定した、つまり不必要な反応がなく、しかし必要な反応はいつでもすぐにそして適切に起ち上がり、必要がなくなれば速やかに収束する内部環境を確立することが目的であると。
これを各々の解釈に沿って実現しようとするのが徒手矯正、ひいては代替医療全般の目的であると私はみています。

緩ませる
高効率にする
最適化する

私たちにとってはどれも同じような意味合いですが、要はこれを実現させるためにあれこれしているわけで、その方法論に事実上の優劣はありません。
自分にとってどれがもっとも使いやすいか。
やり方が分かれるのはそういった理由なのです。

今まで一番おもしろかったのはある鍼灸の先生のやり方で、クライアントを前にして自分の体に針をうつ、と言うものでした。
まだ経験の浅かった私には「頭おかしいの?」としか思えませんでしたが、確かに何もされなかったはずの方の顔色はみるみるまに変化し、はつらつとして帰って行ったのを呆然とみていました。

これをプラセボと片付けてしまうのは簡単です。
事実そうかも知れません。
しかしもしそうなら私たちのように最適化を旨とする技術者がすべきはこのプラセボ状態を操る、或いは引き出すことであるとも言えます。
その詳細なメカニズムはわからないものの、安全であり十分に実用的であるならば、そして自分が使いやすくイメージが追従するならば使うべきであろうと申し上げたい。

S君、そう言ったわけで君が今とっている方法は決して間違いなんかじゃないよ。
その方法に関して言うなら私なんか足下にも及ばないレベルに達していると思うし。
ただ君自身のイメージや理解が技術に追いついていないだけだろうと思う。

こつばんきょうせいも良い方法だし、私のようなアプローチも君なら使いこなすと思うよ。
しかしながら今やっている方法をもう少し突き詰めてみるのも大切だね。

ウィルス騒ぎが収まったらまた勉強会開きましょう。

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